焼き物は、陶芸家の力量だけでつくれるわけではありません。

土は自然の一部であり、陶芸家が土に語りかけ、土と一体となってその造作が整う。
でも最終的には、微妙な火加減、すなわち自然という火によって完成する。

自然と人の営みが一体となって、見事な作品が完成する「天人合一」の考え方がそこにはあります。

天とは自然です。潮風のハーブ
これに似た考え方が三陸にも息づいています。
そこでのものづくりにも、このことが見てとれます。

たとえば古舘富士子さんの“潮風のハーブ”®ティー。

その強く芳醇な香り、飲んだあとに残る力強さ、
それはその地の土の豊潤さが関わります。

その地でなければこれだけ香りは叶いません。
それこそ、ポプリとしても使えるほどの強い香りは、
その土がもつ底力が生み出すものです。

そこに古舘さんが想いをもって、丹念に、丹念に草取りをし、
大事にハーブを育て上げる。
そして潮風の道に当たる場所で、最後は天日にさらされハーブティーが完成する。

まさに著名な陶芸家のような作のごとき、「天人合一」の見事な作品がそこにあります。