先日、東京の丸ビルで、
大船渡を舞台に過去の住民らが撮った思い出の映像を
つなぎ合わせ、編集された作品が上映されました。

つくったのは、東京藝術大学。

大漁、結婚、子供の成長、運動会、地域の祭り、親戚縁者を
招いての祝い事、地域の風物詩・行事が映像に収まっていました。

そこには、
楽しみ・喜び、地域の暮らし、仕事、高々とした誇り、そして人のつながり・絆が。

それらが地域という土地・自然に抱かれ、営々とつながれていく。

これが、地域が生きながらえていくことに他なりません。
そういう思いにさせてくれます。

今回の未曾有の大震災は、それらの記憶をすべて奪い去ってしまいました。

それらは、目を凝らしても、目にはそのかけらさえ見えてきません。

けれど、ひたすら先人たちの大事なものを受け継ぎ、
そこに自分らの思いを溶かし込んで、次の世代に引き継いでいく。

そのような営みによって、豊かな精神性を孕んだ、新しい風景(創景)を生みだされていく。
これにより、地域が次につながれていく。

そう信じ、この「さんりくチャレンジ」を進めていきたいと思います。